伽藍博物堂とは

静岡大学卒業後、「GM企画」の名でプロデュース公演を続けていた佐藤が、1993年に「伽藍博物堂」の名で活動を開始。東京の「シアターグリーン・フェスティバル」や、三百人劇場の「地域劇団東京演劇祭」などに参加していたが、静岡での活動の充実を目指すため、1998年に静岡市鷹匠に「伽藍博物堂演劇実験室」という名で小劇場を開く。2000年より劇団としても活動。ここを拠点に演劇作品の発表を続ける。この間、短編作品の演劇祭「UNIT LIVE」や、街を巻き込んだ「鷹匠演劇祭」なども企画。しかし経済面、安全面などの問題により2010年に閉館。劇団の形も解消。その後も、企画公演、ワークショップなどを続けている。現在最も活発な「劇団かいぞく船」公演は、年に数回の舞台を行っている。

佐藤剛史プロフィール

近年は、上記の伽藍博物堂以外に、磐田市高等学校演劇連盟公演の演出、静岡県西部高等学校演劇連盟の講師、静岡県中部高等学校演劇部秋季コンクールの審査員など高校演劇との関りや、「静岡市こどもミュージカル」の2014年・2016年の演出など、若い世代と舞台を作ることが多い。また、静岡市で行われる演劇祭「演劇カタログ」(舞台監督)、静岡市七間町での市民舞台「セブン・エレファンツ・ブリング・ハッピネス」(作・演出)など大人との舞台でも重要な裏方として活動している。(SPAC県民劇団企画で「がくらく座」を立ち上げたが、現在は休業中)。他、過去に撮影したCMがいまだに流れていたり、浜松市の「何が待つ浜松」など、様々な映像に出演していることもある。

伽藍博物堂の活動記録